メソポタミア考古学教育研究所

Japanese-Iraqi Institute for
Archaeological Education of Mesopotamia


2023年度 (2023.6.1〜2024.5.31)

  • 2024.5.10 ハイフレックス勉強会(SWAAとの共催)

    会 場:

    早稲田大学戸山キャンパス33号館4階441教室

    発表者:

    轟 直行 氏(川越市教育委員会)

    題 目:

    土器型式から古代社会を読み取る―南関東弥生後期を素材として―

    要 旨:

    現代を生きる我々は、事あるごとに明確な線を引いて白黒はっきりさせがちである。しかしながら、人間はそれほど単純ではなく、白黒はっきりしない複雑な感情を抱いたり、物質文化における境界が交錯して境界領域を形成することもある。
    森先一貴・近江俊秀による『境界の日本史』のように、日本考古学でも境界に注目した研究が徐々に見られるようになってきている。しかしながら、これまでの研究では、文化・社会の変化の際に境界や境界領域がどのように作用したのかは議論されてこなかった。この欠落は、日本考古学において境界の研究が持つ可能性を広げる上で解決すべき課題と考える。そこで、本発表では弥生時代後期の東京湾沿岸域における土器型式の動態に着目して、この課題を解決するための糸口を探る。また、検討を進める中で見えてくる弥生時代における社会の変容についても考察する。

  • 2024.4.12 ハイフレックス勉強会(SWAAとの共催)

    会 場:

    早稲田大学戸山キャンパス33号館4階441教室

    発表者:

    田代 恵美 氏(筑波大学西アジア文明研究センター非常勤研究員・ハジェテペ大学社会科学研究科人類学部博士課程(後期))

    題 目:

    西アジア先土器新石器時代の日常と病
    ートルコ、ハッサンケイフ・ホユック遺跡出土の事例ー

    要 旨:

    トルコ南東部・先土器新石器時代(Pre-Pottery Neolithic A)の遺跡であるハッサンケイフ・ホユック遺跡(Hasankeyf Höyük)からは2019年までの調査で計151個体の人骨が出土している。
    本研究では、定住狩猟採集民とされるハッサンケイフ・ホユック遺跡出土人骨資料を対象に年齢・性別の形質人類学的分析をはじめ、当時の人々の日常的な活動を推察するのに有用とされる筋骨格ストレスマーカー(MSMs)の使用および骨に残存する病変や外傷、口腔衛生状況などの古病理学的観察も行った上で、当時の人々がどのような社会において暮らしていたのか考察する。

  • 2024.3.6〜7 遺跡マッピング・ワークショップ(ハイフレックス)

    会 場:

    京都芸術大学 歴史遺産学科自習室(人間館4階)

    主 催

    京都芸術大学芸術学部歴史遺産学科
    特定非営利活動法人 メソポタミア考古学教育研究所

    協 力

    京都芸術大学日本庭園・歴史遺産研究センター

    題 目

    メソポタミア遺跡マッピングプロジェクト 第1回ワークショップ
    「Web GISを使った遺跡マッピング入門」

    趣 旨

    学生参画型事業としてメソポタミア遺跡マッピングプロジェクトを立ち上げ、 インターネットを通じて日本およびイラクの若い世代が共同作業を行い、 互いの文化への理解を深め、人類共通の遺産の保護に貢献することを目指す。

    プログラム

    メソポタミア遺跡マッピングプロジェクト 第1回ワークショップ
    「Web GISを使った遺跡マッピング入門」


    3月6日
    1)遺跡マッピングとは:目的と実例紹介
    2)位置情報って何だろう

    3)ワークショップ:遺跡マッピング入門(その1)

    ・Google My Maps/ Google Earthを使ってみよう

    ・遺跡マッピングを試してみよう

    4)まとめと講評


    3月7日
    1)遺跡マッピングの方法(おさらい)

    2)ワークショップ:遺跡マッピング入門(その2)

    ・みんなで遺跡マッピング・デモ版を作ってみよう!

    ・様々なGISの紹介
    3)まとめ・講評、今後の計画

  • 2024.2.23 オンライン勉強会(SWAAとの共催)

    方 式:Zoomミーティングルーム

    発表者:荒 友里子 氏(愛媛大学アジア古代産業考古学研究センター・研究員)

    題 目:紀元前2千年紀のユーラシア草原地帯中部における銅生産の様相

    要 旨:

    ユーラシア草原地帯中部、すなわちウラル山脈からアルタイ山脈までの草原地帯は鉱物資源に恵まれた地域である。紀元前2千年紀初頭までには、銅の生産や青銅器を製作する拠点が各所に存在していたと考えられる。
    発表者はこれまで西アジアのような都市化が起こらなかった当該地域・当該期の社会において、銅資源の開発や銅生産技術の確立・伝播、青銅器の流通がどのようなシステム下で行われたのかを解明するため、ロシア、カザフスタン、キルギスで青銅器や生産関連遺跡の調査・研究を行ってきた。本発表ではまず、ユーラシア草原地帯の青銅器時代の文化や社会について概観する。そして発表者が現在調査に関わっているカザフスタン東部の銅鉱山-銅生産遺跡であるコクタス遺跡も含め、ユーラシア草原地帯中部における紀元前2千年紀の銅生産関連遺跡について紹介したい。

  • 2024.1.31 メソポタミア遺跡マッピングプロジェクト キックオフシンポジウム(ハイフレックス)
    メソポタミアにおける文化遺産の現状とGISデータベースにもとづく情報発信の可能性

    会 場:京都芸術大学 歴史遺産学科自習室(人間館4階)

    主 催:京都芸術大学芸術学部歴史遺産学科とJIAEM

    協 力:京都芸術大学日本庭・園歴史遺産研究センター

    趣 旨:

    学生参画型事業としてメソポタミア遺跡マッピングプロジェクトを立ち上げ、 インターネットを通じて日本およびイラクの若い世代が共同作業を行い、 互いの文化への理解を深め、人類共通の遺産の保護に貢献することを目指す。

     プログラム   動画

  • 2024.1.19 ハイフレックス(対面+オンライン)勉強会(SWAAとの共催)

    会 場:

    早稲田大学戸山キャンパス33号館4階432教室

    発表者:

    眞々田 小太郎 氏(筑波大学人文学類4年)

    題 目:

    前19世紀トゥトゥブ市シン神殿の貸付事業
    ー神が貸し手となった貸付ー

    要 旨:

    トゥトゥブ 市(現代名ハファジャ遺跡)はバグダッド近郊、ディヤラ川の下流地域に位置したメソポタミア文明の古代都市である。 1930年代に遺丘の発掘が行われ、初期古バビロニア時代(前20〜19世紀頃)の月神シンの神殿遺構から、前19 世紀前半に作成された112点の楔形文字粘土板文書(エン神官アーカイブ)が発見されている。 これらの文書は神殿の経済的な活動に伴う実務的な記録であり、特にシン神あるいはエン神官を貸し手とする貸付証書が多く含まれている。 神を貸し手とする所謂「神殿貸付」は同時代に頻繁に見られるものであるが、その実態は十分に解明されていない。 本発表では、エン神官アーカイブの文献学的分析に基づき、神殿貸付の代表的な事例であるトゥトゥブ市シン神殿の貸付事業について、その全体的な構造を明らかにすることを目指す。

  • 2023.11.17 ハイフレックス(対面+オンライン)勉強会(SWAAとの共催)

    会 場:

    早稲田大学戸山キャンパス33号館4階440教室

    発表者:

    加藤 紘 氏(慶應義塾大学大学院文学研究科史学専攻民族学考古学)

    題 目:

    後期青銅器時代~鉄器時代ⅡAの東地中海沿岸におけるアラバ渓谷内の銅生産の社会的意義

    要 旨:

    ヨルダン地溝帯の最南端,アラバ渓谷に立地しているティムナ・フェイナン地域では後期青銅器時代に銅鉱山の再開発と銅生産が再開され,紀元前850年までに銅生産の最盛期を迎えた。両生産拠点の性格,操業の背景にある政治的要素の分析を行うため,後期青銅器時代から鉄器時代ⅡA(紀元前1550年から紀元前850年頃)のティムナ・フェイナン両遺跡で検出した冶金に関連する遺物・遺構の型式・年代変化,共伴関係の土器・金属製品を分析した。分析の結果、ティムナでは後期青銅器時代から鉄器時代に移行するに伴い工房を構築する際の基本的な設計が特定の銅素材の生産に集中化,フェイナンでは建築物の転用や一つの工房の内に複数の産業が設置され,鍛冶工房を含む複合体的なコンビナート的な生産組織への変化が発生する。その背景にはアラバ渓谷内で共通の「伝統」に基づく操業に一体化したこと,イスラエル王国・ユダ王国に代表される南レヴァント内の政治体制との結びつきを考察した。

  • 2023.10.13 ハイフレックス(対面+オンライン)勉強会(SWAAとの共催)

    会 場:

    早稲田大学戸山キャンパス39号館6階第7会議室

    発表者:

    宮井 しづか 氏(東京大学大学院人文社会系研究科)

    題 目:

    南コーカサス地方新石器時代初頭から中期における世帯活動の変化
    ーハッジ・エラムハンル・テペとギョイテぺの比較を中心にー


2022年度 (2022.6.1〜2023.5.31)

  • 2023. 3. 3 オンライン公開ディスカッション

    「国際シンポジウム メソポタミアの水と人」を振り返って

    討論者:

    山崎 やよい 氏(イブラ・ワ・ハイト発起人)

    榊原 智之 氏(JIAEM 副代表理事、労働安全衛生総合研究所 研究推進・国際センター研究員)

    小泉 龍人 氏(JIAEM 代表理事)

    趣 旨:

    昨年10 月に実施した「国際シンポジウム メソポタミアの水と人」において、イラクの課題も含めて多くの知見を得ることができた。登壇者による反省会にて、フォローアップの必要性があるという意見が出たため、振り返りを目的とした公開ディスカッションを開催することにした。

  • 2022.10.22 オンライン国際シンポジウム

    メソポタミアの水と人

    ー文化遺産から暮らしを見直すー

    会 場:東京文化財研究所 地下1階セミナー室

    主 催:独立行政法人 国立文化財機構 東京文化財研究所(TNRICP)とJIAEM

    後 援:駐日イラク共和国大使館

    趣 旨:

    イラクの両大河の水量激減による水問題を共有し、日本人との水への意識の違いを再認識しながら、メソポタミア周辺の文化遺産を通して暮らしにおける水との関わりを提言する。

     ポスター   プログラム



2021年度 (2021.6.1〜2022.5.31)

  • 2021.12.17 オンライン勉強会
    (SWAAとの共催)

    発表者:小泉 龍人 氏(JIAEM代表・早稲田大学非常勤講師)

    題 目:メソポタミアの都市と支配の正当化

    要 旨:

    都市とは多様性の共存する空間である。都市には異なる価値観の人々を包み込む奥行がある。考え方が違っても、都市にいればさまざまな手段で何らかのつながりを見出せる。とりわけわれわれを都市から離れがたくさせているのが、新たな人との出会い、豊富な職種と高収入への期待である。
    たしかに、現在ではSNS等の普及により、都市にいなくても多様な情報(場合によっては高収入)を入手し、仮想現実のつながりももてる。しかし、コロナ禍において、生身の人同士がぶつかり合い、表情や仕草、息づかいなども感じ取る意思疎通にこそ、「人間らしさ」があると改めて気付かされる。その格好の舞台として都市は代え難く、都市のもつ魅力は絶えることがなさそうだ。
    都市は古今を問わず人々を惹きつけてきた。とくにメソポタミアでは、独特の風土で快適な暮らしを追究する人工的な集住空間として、前4千年紀後半に最古の都市が誕生し、まもなく都市国家が出現した。前3千年紀後半に領域国家、同末に統一国家が登場し、2千年紀初頭に帝国の台頭へつながった。都市誕生後のメソポタミアは、その歴史的推移の速さを特徴とし、冶金、文字記録システムなど現代都市文明の基礎を創出していった。
    メソポタミアの都市は、王権の確立に重要な役割を果たし、王の支配する都市社会が発展する過程で、拡大する領域支配を正当化する必要が生じていった。本発表では、メソポタミアの風土を概観し、前4〜3千年紀のメソポタミア都市社会における神と王の関係性、領域支配の正当化について報告する。

  • 2021.10.29 オンライン勉強会
    (SWAAとの共催、卒論中間発表)

    発表者:宮井 しづか 氏(早稲田大学文学部考古学コース)

    題 目:空間利用と身体

    ー紀元前3千年紀シリア・メソポタミア地域の住居研究ー

    要 旨:

    メソポタミア地域における住居は、当時の社会や生活を知る上で重要な情報源である。 しかし、これまでの研究では、住居は権力の盛衰や都市社会の複雑化の指標として集合的に研究され、個別の住居型式や居住主体に着目した研究は限られている。 本研究では、南メソポタミアの都市ウルと北メソポタミアのテル・アスマル、そして北シリアのテル・ベイダールとテル・チュエラの紀元前3千年紀の住居群の空間分析を通して、住居内の空間利用と行動主体の身体の地域特殊性を考察する。

  • 2021. 9.24 オンラインカフェ
    (SWAAとの共催)

    テーマ:メソポタミア考古学ゼミ2021-1

    要 旨:

    卒論執筆中の学生2名から、卒論テーマ設定、資料収集方法、卒業後の進路や留学等の相談を受け、出席者がそれに対する助言を行った。


2020年度 (2020.6.1〜2021.5.31)

  • 2021. 5.28 オンラインカフェ
    (SWAAとの共催)

    発表者:小泉龍人(JIAEM代表)

    題 目:12th ICAANE総評

    要 旨:

    2021年4月6〜9日、12th ICAANE(第12回古代近東考古学国際会議)が開催された。 ICAANEはいわゆる「オリエント」を研究対象とする考古学者の国際会議であり、1998年(ローマ大学)以降隔年で開催されてきたが、2020年は新型コロナ感染拡大のため順延された。 今回の会議は、イタリア、ボローニャ大学が主催となり(実行委員長Prof. Nicolò Marchetti)、完全オンライン方式(プラットホーム ibrida.io)にて開催された。 発表参加者は、口頭発表578件+ポスター発表77件=計655件、 参加者850人(43カ国)、うち発表予定者3名が新型コロナ感染で亡くなった。 本会議では、ICAANE基本理念の “Inclusivity”(包括性)として、研究者・学生が最新研究成果を平等に享受できる機会を提供することが責務であると強調されていた。 また、“A region in flux”(流動する地域)に対して、“Looting”文化財略奪、“Destructions”遺産・生活破壊、“Climate change”環境変化といった問題意識で向き合う必要性が訴えられていた。 オンラインカフェでは同会議の概要と自身の発表について概説する。

  • 2020.12.12 オンラインシンポジウム

    発表者:

    松本 健 氏(国士舘大学名誉教授)

    山崎 やよい 氏
    (イブラ・ワ・ハイト発起人)

    コメンテーター:

    安倍 雅史 氏
    (東京文化財研究所研究員)

    題 目:考古学における教育の在り方

    ーイラク、シリアなどの紛争地の文化遺産を軸にー

    趣 旨:

    イラク、シリアのフィールド最前線に立ってきた考古学の専門家から、文化遺産を活用した歴史教育の推進について語り合う。

  • 2020.12.4 オンライン講演会

    発表者:大野 翔太郎 氏(独立行政法人国際協力機構 中東・欧州部中東第二課 企画役)

    題 目:イラクにおける復興支援

    ーJICAによるODAを通じた協力ー

    要 旨:

    国際協力機構(JICA)は、政府開発援助(ODA)を通じて開発途上地域の開発を目的として国際協力を行う組織です。 青年海外協力隊(ボランティア)の派遣というイメージが強いかもしれませんが、無償資金協力、有償資金協力、技術協力といった方法により国際協力を包括的に行う、世界的にも最大規模の二国間開発援助機関です。 イラクに対しては、2003年の戦争終結後から、治安や政治といった様々な問題に直面しつつも、イラクの復興を支援すべく協力を続けています。 今回の発表会では、JICAの概要に続き、イラクの現状についてご説明差し上げた後、JICAのイラクでの活動についてご説明させていただければと考えております。

  • 2020.11.20 オンライン勉強会
    (SWAAとの共催、卒論中間発表)

    発表者:北川 実佐子 氏

    (明治大学文学部史学地理学科考古学専攻)

    題 目:トルコ・ゴルディオンの木製墓室の構造について


    発表者:押田 真由香 氏

    (明治大学文学部史学地理学科アジア史専攻)

    題 目:第一次世界大戦期中東地域における考古学発掘調査の諸相

    ー英国軍情報機関ネットワークの中でー

  • 2020.11.13 オンライン勉強会
    (SWAAとの共催)

    発表者:三木 健裕 氏(日本学術振興会海外特別研究員 ベルリン自由大学客員研究員)

    題 目:彩文土器と銅石器時代の生活世界

    ー紀元前5千年紀イラン南西部における土器生産組織と村落の変化ー

    要 旨:

    鈍黄色地黒彩の彩文土器はイラン南西部ファールス地方において、紀元前5千年紀はじめに受容され展開した。 精緻な文様が描かれ、土器焼成窯で焼成されたこの彩文土器の出現は、当該地域における銅石器時代、バクーン期(およそ前5000-4000年)の始まりとして理解されている。 この彩文土器の生産組織(どれくらいの人間が、どのように集まり組織され、どれだけの彩文土器をどれだけの期間につくったのか)は、当該地域・時期での工芸の専業化や社会の複雑化を明らかにするため研究されてきた。 これまでの先行研究では、土器生産組織は工芸の専業化の指標となる変数や生産類型を判断するため、すなわち非常勤か常勤の生産か、エリートに従属しているか独立している生産なのか、を判断するために研究されていた。 本発表ではこれまでの視点に変わり、土器生産組織を人間とモノの間の無数の関係性と捉える関係論的視点から捉え直し、新しい解釈を試みる。
     補助資料

  • 2020.10.30 オンライン勉強会
    (SWAAとの共催)

    発表者:石田 温美 氏 (筑波大学人文社会科学研究科・日本学術振興会特別研究員DC)

    題 目:西アジア先史時代の道具の用途を探る

    ー石灰岩製製粉具の使用痕研究ー

    要 旨:

    先史時代の道具は当時どのように使われていたか? 歴史時代の考古資料は文献や絵画資料からその用途を復元することができる。 先史時代の考古資料、特に石器がどのように使われたか解明するためには、使用痕研究と呼ばれる研究法が用いられ、1930年頃から盛んに行われてきた。 本発表では、考古学において道具の用途推定にどのような研究が行われているかを、西アジア先史狩猟採集民集落から発見された製粉具を対象とする発表者の研究を紹介したい。
     補助資料


2019年度 (2019.6.1〜2020.5.31)

  • 2020.2.15 土器づくり体験講座

    メソポタミアの彩文土器づくりに挑戦2

    会 場:横浜市青葉区「喜寄窯」

    一般親子・高校生参加

    「やきもの」のレク後、粘土紐による輪積み成形から施文まで作業

    後日焼成後、参加者宅まで作品配送

  • 2019.12.21 土器づくり体験講座

    メソポタミアの彩文土器づくりに挑戦1

    会 場:横浜市青葉区「喜寄窯」

    会員参加

    「やきもの」のレク後、粘土紐による輪積み成形から施文まで作業

    後日焼成後、参加者宅まで作品配送

  • 2019.7.20 第二回通常総会・特別講演会・学術交流会

    会 場:国士舘大学 世田谷キャンパス梅ヶ丘校舎34号館B304 教室


    発表者:小口 裕通 氏(国士舘大学イラク古代文明研究所 所長)

    題 目:アッシリアの歴史とニムルド遺跡


    発表者:宮下 佐江子 氏(国士舘大学イラク古代文明研究所 共同研究員)

    題 目:イラク、ニムルド女王墓出土織物の美術史的考察

    ポスター 特別講演(小口氏) 特別講演(宮下氏)

2018年度 (2018.11.5〜2019.5.31)

  • 2019.4.10~23 イラク人研究者2名招聘

    2019.4.13 国際シンポジウム

    メソポタミア文明の遺産を未来へ伝えるために

    ー歴史教育を通じた戦後イラクの復興への挑戦ー

    会 場:東京文化財研究所 地下1階セミナー室

    主 催:独立行政法人 国立文化財機構 東京文化財研究所(TNRICP)とJIAEM

    後 援:外務省、駐日イラク共和国大使館

    「日・イラク外交関係樹立80 周年記念」関連イヴェント

    趣 旨:

    シュメール地方(南イラク)のメソポタミア文明遺産を現地の教員や若者がどのように認識しているのか、彼らがどんな教育支援を期待しているのかといった声に耳を傾け、戦後イラクの復興における歴史遺産の保護や、文化資源を活用した人材育成への日本人の関わり方を論ずる。

     レジュメ(冒頭数頁のみ)


    訪問および見学先

    東京文化財研究所、国士舘大学イラク古代文化研究所、同大学21世紀学部、同大学院グローバルアジア研究科、東京藝術大学、東京国立博物館、国立天文台

    ポスター シンポジウム シンポジウム
    東京文化財研究所訪問 修復作業見学 国立天文台訪問
  • 2019.2.23 意見交換会

    会 場:藤沢市鵠沼公民館 第3談話室

    共 催:湘南考古学同好会

    テーマ:市民協働の考古学の可能性を考える

  • 2018.12.15 成立記念講演会

    会 場:国士舘大学 世田谷キャンパス34号館3階B304教室

    共 催:国士舘大学イラク古代文明研究所

    発表者:松本 健 氏(国士舘大学 名誉教授)

    題 目:私のメソポタミア発掘物語

  • 2018.7.21 設立総会、記念講演会開催

    会 場:早稲田大学 戸山キャンパス36号館581教室

    発表者:小口 裕通 氏(国士舘大学イラク古代文明研究所 所長)

    題 目:アッカドの地における日本隊の調査と今後の展望

    設立総会 小口氏
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